電子辞書変換
CiPonとEBStudioを使って、EPWing形式に変換する方法を説明します。
必要なモノ
- コミックマーケットCD−ROMカタログ
- CiPon Ver77.1.0以降
- EBStudio(free版の機能しか検証していません)
出来る電子辞書
- 日付/場所別の辞書
- 画像が無ければテキストのみ、サイズは任意
- サイズはデータ量に依存し、全日テキスト=約11.5M、全日画像付き標準圧縮=約412M
作成手順
準備
- CiPonを1G程度空き容量のあるHDDにインストール。
- CiPonがカタロム付属のVer77.0.0なら、Ver77.1.0にバージョンアップ。
- EBStudioをダウンロードしてインストール。
カットアーカイブを作成
※既にカットアーカイブを作成済みの場合は、次のサークルカットJPEGファイルを作成する。
- CiPonを実行。
- メニューから「ファイル」→「カットアーカイブ作成」を選択。
- 「実行」ボタンをクリック。
- ひたすら待つ。
- 「終了」ボタンをクリックし、「カットアーカイブ作成」画面を閉じる。
- CiPonの実行ファイルと同じフォルダにCUTxxx.DATが作成されている。
サークルカットJPEGファイルを作成
※自分でカットアーカイブをZIP展開し、Jpegファイルに変換しても構いません。
- 初期設定で変換する場合は、CiPonの実行ファイルと同じフォルダにある CutConv.exe を実行する。
圧縮率の変更や、画像サイズの変更を行いたい場合は、コマンドプロンプトを開いてオプションを指定して実行(CutConv -hで使い方が表示されます)
- 作成完了のメッセージが表示されるまで待つ。
- CiPonの実行ファイルと同じフォルダにCUTフォルダが作成され、フォルダ内にJPEGファイルが作成されている(遅いPCの場合、開かない方が良いです)
EBStudio用HTMLを作成
- メニューから「ツール」→「EPWING変換用HTML作成」を選択。
- 日付・場所で分割するか、質問に答える。
- 作成完了のメッセージが表示されるまで待つ。
- CiPonの実行ファイルと同じフォルダにEPWING_CATROM〜.htmlが作成されている。
EBStudio用HTMLを電子辞書形式に変換
※定義ファイル(catrom.ebs)は利用者の環境に応じて適時修正してください。
- EBStudioを実行。
- メニューから「ファイル」→「開く」
- CiPonをインストールしたフォルダにあるcatrom.ebsを指定。
- 基準ディレクトリを、CiPonをインストールしたフォルダに変更する。
- 日付・場所でファイルを分割した場合は、入力ファイルを再指定する。
- メニューから「ファイル」→「実行」
- 作成されるまで待つ。
- EBStudioを終了。
- CiPonの実行ファイルと同じフォルダにCATROMフォルダとCATALOGSファイルが作成されている。
作成されたファイルを使う
「EBWin」「EBPocket for iPhone/iPod touch」での表示は確認済み。
- CiPonの実行ファイルと同じフォルダの、CATROMフォルダとCATALOGSファイルを辞書表示アプリの場所へコピーする。
- 辞書内容の連続表示設定がある場合、それを有効にする。
- 日付・場所・ブロックを選択し、サークル情報を表示する。
終わり
- CiPonの実行ファイルと同じフォルダの、CATROMフォルダとCATALOGSファイルを削除する。
- 作成したEPWING_CATROM〜.htmlを削除する。
- 作成したCUTフォルダを削除する。なお、Windowsの仕様上、削除されるまで長時間PCが占有されるので注意!
注意事項
- 定義ファイルに含まれる「Copyright.html」はカタロムの奥付を元に作者が作成した物で、本来の表記とは異なります。
- 上記件についてEBStudio作者様への問い合わせはご遠慮願います。
- 作成した電子辞書ファイルの公開・再配布はできません。個人利用のみご利用ください。
- 作成された電子辞書の表示手段については、返答できかねます。
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